IT・EC法務

コンプライアンス規定・マニュアルの整備

コンプライアンス規定は、企業内部での法令や社会規範の遵守徹底を目的とするほか、これを公表することで、顧客や取引先からの信用向上につながります。また、マニュアルの整備を行うことで、事業の円滑な運営のみならず、従業員の統率を図ることができます。
コンプライアンス規定・マニュアルの整備にあたって必要なことは、?目的、②遵守事項、③体制、④懲罰制度の明確化です。


① 目的

コンプライアンス規定にあっては、企業理念の実現、社会貢献等が目的になるものと思います。
マニュアルの整備にあっては、コンプライアンス規定に定めた目的を実現するために必要な過程の共有となるものと思います。


② 遵守事項

コンプライアンス規定にあっては、基本的人権の尊重、会計処理の徹底、利益相反行為や贈答、接待等の禁止行為、情報の取扱いに関する遵守事項を定めます。
マニュアルの整備にあっては、より詳細に従業員の遵守すべき行動指針を定めます。


③ 体制

コンプライアンス規定にあっては、教育体制、委員会の設置、責任者等を、明確に定めます。
マニュアルの整備にあっては、企業内部の組織図を示すなどして、業務命令、報告、連絡、相談の系統を明確に定めます。


④ 懲罰制度

コンプライアンス規定及びマニュアルの整備によって、懲罰制度の新設をすることは好ましくありません。懲罰制度の多様化、複雑化は避け、就業規則に従った処分に付する旨定めることが良いでしょう。


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